中古でタイヤチェンジャーとバランサーを購入したので、自分でタイヤのはめ替えをしているのですが、貼付けウエイトが剥がれてしまうことがありました。
原因は脱脂が不十分であったことでした。この問題解決のためにブレーキクリーナーではなくシリコンオフで脱脂してから貼付けウエイトを貼ることにしたのでまとめておきます。
貼付けウエイトが剥がれる原因は脱脂不足
貼付けウエイトが簡単に剥がれる
タイヤをはめかえたら必ず行う作業と言えば、バランス取りですね。
私はエステックさんから中古で購入したバンザイのV9801でバランス取りしていますが、ウエイトの貼付けに関して悩みがありました。
バンザイのV9801
ウエイト貼付けの悩み
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簡単に剥がれてしまう
ウエイトを貼り付ける部分はブレーキクリーナー(パーツクリーナー)で拭いてるんですが、脱脂が上手く出来ていないみたいなんですよね。
そもそもですが、古いウエイトを剥がすと両面テープが残ってしまうのでパーツクリーナーとウエスで時間をかけながら掃除するわけなんですが、その時に使ったウエスって使いまわしているから真っ黒に汚れていることがあります。で、ありがちなのは、その黒く汚れたウエスでウエイトを貼り付ける部分を脱脂する場面です。
うまく貼れることもありますが、ウエスが汚れているので脱脂不足で引っ付かないこともあります。
貼付けウエイト
ウエイトの両面テープが全然引っ付かない
汚れたウエスを使いがちですよね
だから、綺麗なウエスとブレーキクリーナーで脱脂するんですが、、、、、それでもなぜか剥がれてしまうことがあります。
参考
シリコンオフで脱脂する
完璧に脱脂するためにはどうすれば良いのか?
脱脂にはコレしかない
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シリコンオフ
シリコンオフは、塗装の下処理に使用する脱脂剤です。油分やワックスを完全除去できる優れものなんですよね。
ブレーキクリーナーでも脱脂できますが、油分と言うよりは汚れを浮かせて除去する作用なので、油分が伸びるだけなので何度も拭き取らないと油分を除去できません。
反対にシリコンオフは汚れを除去する能力は低いけど、油分を溶かして除去することが出来ます。
シリコンオフで脱脂する
出典:ソフト99 シリコンオフ300 商品説明
ペイント補修の脱脂に必須のアイテム!
ポイント1
余分な油分を除去!スプレーしてタオルでふき取ることで、塗装面の油分を除去します。さらにステッカーや両面テープを貼る前に使えば接着効果を高めます!
ポイント2
300mlの大容量タイプ広範囲の脱脂や、頻繁な使用にも安心してたっぷり使える大容量タイプです!
と言うことで、ブレーキクリーナーで脱脂できなかった部分を、綺麗なウエスとシリコンオフで拭き取ってみたのですが、驚きました。
ウエイトがピタっと貼り付きました。指で触ってみると全く剥がれる様子がありません。やっぱり脱脂が出来ていなかっただけなんですね。
これからは、古いウエイトを剥がすときはブレーキクリーナーを使って、新しいウエイトを貼る時にはシリコンオフを使用することにします
しっかり貼りついたウエイト
心配ならアルミテープを張る
例外として、サーキットを走ったりする場合、貼付けウエイトが剥がれてしまうことがあります。
しっかり脱脂出来ていなかったのか?高温のせいなのか?理由は定かではありませんが、以前車屋さんでタイヤはめ替えした後にサーキット行ったら剥がれてしまったことがありました。
走行中にハンドルが突然ブルブルしだして、ピットに戻ってタイヤ外したらウエイトが無くなっていました。
もし、こんなトラブルに会いたくないなら、、、、
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ウエイトの上からアルミテープを貼る
アルミテープを貼る
ウエイトが剥がれないようにするためには、アルミテープを貼るのがおすすめです。アルミテープは粘着が強力です。
私は写真のように貼っていますが、一度も剥がれたことはありません。
ポイントまとめ
それでは、貼付けウエイトについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 貼付けウエイトは脱脂ができていないと簡単に剥がれる
- ブレーキクリーナーではなくシリコンオフで脱脂するのがおすすめ
- 心配ならウエイトの上からアルミテープを貼り付けるとイイ
以上3つのポイントです。
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関連記事:【日々の作業】
以上です。