先日、自宅のキッチンの換気扇が壊れてしまいました。自分で交換できそうなので色々調べてみたのですが、大きさの規格、ON/OFFの方式、シャッターの開閉方式、などの種類があることが分かりました。
そこで、今回の記事で自分で換気扇を交換するために知っておくべきことをまとめておこうと思います。
記事の目次
キッチンのプロペラ換気扇の交換方法
換気扇の大きさの規格
プロペラタイプの換気扇には大きさの種類があります。
プロペラタイプの換気扇
大きさは規格化されているので、換気扇本体の寸法、または、取付けの枠の寸法を測定すれば種類が分かります
プロペラファンの種類
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取付枠の内寸法が25cm = 羽根径20cmの換気扇
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取付枠の内寸法が30cm = 羽根径25cmの換気扇
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取付枠の内寸法が35cm = 羽根径30cmの換気扇
私が調べた限りだと、どこのメーカーでもこの規格が基本となっています。
出典:Panasonic 金属製換気扇 FY-30EM5 工事説明書
ON/OFFはひもありとひもなしタイプがある
プロペラタイプの換気扇の電源ONの方法に種類があります
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手元でON/OFFさせるタイプ(引きひも)
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遠隔でON/OFFさせるタイプ(ひもなし)
出典:Panasonic 金属製換気扇 FY-30EM5 工事説明書
手元でON/OFFさせるタイプ(引きひも)は、換気扇を動かす時にひもを引っ張ってON/OFFするタイプです。
遠隔でON/OFFさせるタイプ(ひもなし)は、換気扇を動かすときに換気扇から離れた場所にあるスイッチをON/OFFさせて動かすタイプです。
どちらのタイプが必要なのか?は調べておく必要があります。
排気側のシャッターは風圧式と電気式がある
プロペラタイプの換気扇の裏側にある排気のシャッターは、換気扇を動かしていないときは閉じていて動かした時に開くようになっています。
シャッターの開き方には種類があります
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風圧式シャッター
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電気式シャッター
風圧式シャッターは、プロペラが回転したときの風の圧力でシャッターが開きます。
電気式シャッターは、電源ONしたときにモーターの力でシャッターが開きます。
古い換気扇は風圧式が主流でしたが、最近は電気式が主流の用です。どちらを購入するのか?注意しないと見落としてしまうので気をつけてください。
交換はねじ2本です
プロペラタイプの換気扇の交換は簡単です。
交換方法はコレです
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上側のねじ2本を手で回すだけ
換気扇の交換
プロペラタイプの換気扇は、上側2本のねじを取付け枠に食い込ませて固定しているだけなので、ねじは簡単に緩めることができますし、取付も簡単です。
実際にプロペラタイプの換気扇を交換してみた
故障した換気扇を調査する
自宅の40年以上使用していた換気扇が故障したので交換することになりました。
調べてみると、プロペラタイプの換気扇には大きさの種類があるようなので、まずは換気扇の大きさを調査することにしました。
換気扇の調査
故障した換気扇を分解して、上側2本のねじを緩めて取り外します
取付け枠の内寸法を測定して換気扇のサイズを調べます。取付け枠は正方形になっているはずです。
調査の結果
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取付け枠の内寸法は取付枠の内寸法は35cmでした
取付枠が35cmと言うことは、換気扇は羽根径が30cmタイプとなります。その他にも、この換気扇は離れた場所のスイッチでON/OFFさせる遠隔タイプであること、排気のシャッターは風圧式であること、が分かりました。
新品の換気扇を購入して取付ける
調査の結果、私が購入したのはパナソニック換気扇【FY-30EF5】スタンダードタイプ・店舗事務所用遠隔操作式、というものです。
羽根径が30cm、遠隔タイプ(ひもなし)、電気式シャッターで、ヤフーショッピングで1万円くらいでした。
新品の換気扇を購入して取付ける
取付枠に入れて2本のねじを適度に締めます。枠にねじが食い込むだけなので、締めすぎると枠が壊れます。
カバーと羽根を取付けて交換完了です
どうでしょうか、めちゃくちゃ簡単ですよね。換気扇の大きささえわかれば簡単な作業です。
換気扇の試運転
取付けが完了したので試運転をしてみました。
シャッターの開閉はこんな感じです。
イイ感じですね。これで換気扇の交換は完了です。
ポイントまとめ
それでは、キッチンのプロペラ換気扇の交換方法について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 換気扇の大きさは規格化されているのでメジャーで測ればわかります
- 動作の方式には手元操作と遠隔操作があります
- シャッターの開閉は風圧タイプと電気式がります
- 本体の固定は上側2本のねじだけです
以上4つのポイントです。
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以上です。