純正ホイールや鉄ホイールに装着されているエアバルブは材質がゴムなので、経年劣化でゴムが切れてエアー漏れします。
タイヤよバルブ
N-BOXのタイヤです、今回新品に交換しました。
新品のエアバルブ
ゴム製のエアーバルブは私の経験ですが、5年くらい経過すると怪しくなってきます。実は過去に根元が切れてパンク状態になったことが何度かあります。
で、大体ですが、新品タイヤが摩耗して交換する時期が5年前後くらいなので、その時に、エアーバルブも新品に交換するのがおすすめとなります。
だって、エアーバルブはタイヤを外さないと交換できないんですよ。
*アルミホイールに取付けられているアルミ製のエアーバルブの交換方法については下記の記事をご覧ください。
記事の目次
タイヤのゴム製のエアバルブの交換方法
タイヤを外してカッターで切る
5年使用したタイヤを交換することになったので、エアバルブも一緒に交換することにしました。
エアバルブの交換をするためには、まず初めにタイヤをホイールから取外す必要があります。
ポイント
タイヤはタイヤチェンジャーを使用して外しますが、事前にエアバルブの虫を外してタイヤの空気を抜いておく必要があります。
バルブの虫を外して空気を抜く
空気が抜けたらチェンジャーでタイヤを外してホイール単体にします。
ホイール単体
エアーバルブをカッターで切断する
ホイール単体になれば、次はエアーバルブを取外すのですが、エアバルブはホイールの穴にハマっているので引っ張っても、簡単には抜けません。
ホイールとエアバルブ
エアバルブを簡単に取外す方法はコレです
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裏側をカッターで切断する
穴にハマっているのでカッターで切断する方法が手っ取り早いです。
ゴムなので簡単に切断できます。
カッターで切断する。
エアバルブが外れたら、ホイールの穴を清掃しておきます。新品のエアバルブを取付けたときにゴミが付着していたらエア漏れの原因になりますからね。
エアバルブの取付け穴
オイルを塗布してバルブインサーターで取付ける
エアバルブをホイールに取付けるために必要なアイテムがあるので紹介しておきます。
必要なアイテムはコレ
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新品のエアバルブ
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オイルまたはグリス
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エアバルブインサーター
必要なアイテム
新品のエアバルブは当たり前なんですが、忘れちゃいけないのがバルブインサーターとオイル、グリスです。
まず、バルブインサーターって何?って話なんですが、この工具はゴム製のエアバルブをホイールに装着するための専用工具です。この工具がないとかなり手こずることになります。
そしてオイルまたはグリスはエアバルブがホイールの穴にハマるときに滑りをよくするために必要です。
滑りが悪いとエアバルブが千切れてしまうので、ゴムに悪影響がないオイルまたはグリスをゴムバルブの根本付近に塗布します。今回はワコーズのラスペネを使用しました。
エアバルブにラスペネを塗布する
まず初めに、エアバルブの根本(穴にハマる部分)にオイルを塗布して、ホイールの穴に入れます。
次に、ホイールの表からバルブインサーターをバルブのキャップのねじに取付けます。
バルブインサーターが取付出来たら、ホイールのリムを支点にして上にグイっと引っ張ります。
インサーターで挿入する
バルブが穴にハマると良い感じの手ごたえを感じます。きちんとハマっているか?の確認はホイールの裏側から目視で確認します。
面が綺麗に密着していいればOKです。この写真の場合は右側が少しすき間があるので、入り切っていない状態なので、もう一度引っ張り上げてハメました。
バルブインサーターの使い方
バルブインサーターの使い方を補足しておきます。
インサーターの使い方
この写真は、ホイールが無い状態でエアバルブにインサーターを取付けた状態です。
ポイントは、エアバルブ単体をホイールの裏側から入れてから、表側からインサーターをバルブのねじに取付ける。そして、テコでぴっぱるとバルブのくびれの部分がホイールの穴にハマる仕組みです。
何度も言いますが、オイル、グリルは欠かせません。
ポイントまとめ
それでは、ゴム製のエアバルブについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- ゴム製のエアバルブは経年劣化で切れてエア漏れする
- タイヤを新品に交換するときにエアバルブも新品に交換する
- エアバルブの取付けには専用工具のインサーターが必要です
- エアバルブをホイールにハメるためにはオイル、グリスが必要
以上4つのポイントです。
*タイヤのエアバルブの購入はこちらから
*エアバルブのインサーターの購入はこちらから。バルブ回しとセットで購入がおすすめです
*ラスペネ
関連記事:【日々の作業】
以上です。