今回は「YKKのシンプレオフェンス5Fを建てる」についての記事です。
ガレージを建設する土地の周囲に目隠しフェンスを建てることにしたのですが、もともとあった擁壁に鉄筋が入っていないことが判明したのでブロック積みの擁壁にフェンスを建てるやり方で施工することになりました。
*詳しくはこちらの記事をご覧ください ⇒ 「擁壁がある中古物件を買ってはいけない理由」
今回の記事では、購入した土地にもともとあった擁壁を撤去して、目隠しフェンスを建てるまでの経過を簡単にまとめておこうと思います。
記事の目次
YKKのシンプレオフェンス5Fを建てる
擁壁を撤去してシンプレオフェンス5Fを施工する手順
今回の工事は「YKKの目隠しフェンスを見積りして業者を選ぶ」の記事にもあるように、元請けエクスショップさんでおこないました。
工事の流れはこんな感じです。
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メッシュフェンスの撤去
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擁壁の撤去
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擁壁の基礎工事
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基礎にブロック積み
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目隠しフェンスの取付け
本来は既存の擁壁にブロックを積んでフェンスを建てる予定だったのですが、擁壁に鉄筋が入っていないことが分かり業者さんから「鉄筋が入っていないから危ないのでフェンスは建てられない」と言われたことが発端でした。
そこで予定を変更して、既存の擁壁を撤去して新規にブロック積みの擁壁を作って、フェンスを建てることになったのです。
なので、工期は当初2週間程度だったのですが、予定が変更になり業者さんの都合も悪くなり中々工事ができない日が続いて、結局完成までに1.5か月ほどかかってしまいました。
当然、工事費も追加になってしまうので決定金額が約200万円だったのにたいして、約100万円追加になり、結局約300万円かかってしまいました。
メッシュフェンスの撤去
メッシュフェンスの撤去は擁壁から飛び出している柱部分を切断して撤去を行いました。
擁壁の撤去
鉄筋が入っていなかった擁壁はパワーショベルを掘り起こして撤去しました
擁壁の基礎工事
ブロック積みの擁壁の基礎はL形基礎。水糸で土地の境界を確認して、最終的なブロックの外面が境界から100mm程度入った位置になるように基礎を施工しました。
ブロックは長く飛び出した鉄筋に差し込んでコンクリートを流し込み積み上げていくことになります。
基礎にブロック積み
基礎の鉄筋にブロックを差し込んでコンクリートを流し込み、ブロックとブロックの合わせ面にもコンクリート塗り積んでいきます。
ブロック積みが出来たら、フェンスの柱をブロックの穴に入れて角度を固定したのちにコンクリートを流しこんで固定します。
目隠しフェンスの取付け
フェンスの柱に目隠しフェンス本体を取付けて完成です。
今回使用したフェンスはYKK APの「ジオプレオフェンス5F」と言う商品で、型式:T160の高さ1520mmと型式:T100の高さ920mmの2種類を使いました。
*1520mmのフェンス
*920mmのフェンス
擁壁を撤去してフェンスを建てる工事のまとめ
それでは、擁壁を撤去してフェンスを建てる工事のポイントをまとめておきます。
ポイント
- 擁壁に鉄筋が入っていないとフェンスを建てられない
- 擁壁を撤去して新規で擁壁を作ると大幅に費用が跳ね上がる
- 擁壁を基礎から作ると工期は1か月かかる
以上3つのポイントです。参考にしてください。
関連記事:【ガレージ建設】
以上です。