ガレージの騒音に防音フェンスを検討してみた【施工業者2社に相談】

 

 

今回は「ガレージの騒音は防音フェンスで対策する」についての記事です。

 

ガレージの目的は？って聞かれたら大抵の場合は、車やバイクをいじったりDIYをするためと答えるでしょう。

そのような場合、一番気になるのは「周囲への騒音」ではないでしょうか？騒音が近隣の迷惑になればトラブルになりますし、ガレージで作業することが出来なくなるかもしれませんよね。

そこで今回の記事では、私がガレージの騒音対策として防音フェンスを検討してみてどうだったのか？まとめておこうと思います。

 

ガレージの騒音は防音フェンスで対策する

騒音と近隣

私がガレージを建てると決めたとに、一番の気がかりだったのは「周囲の騒音」でした。

 

例えばこんな騒音があります

 

 

はっきり言って、近隣の人にとってはめちゃくちゃ迷惑なことでしょう。

思い返せば私が子供の頃、実家にの隣に引っ越してきた「バイク屋」はめちゃくちゃ迷惑でした。だって、バイクの空ぶかしは当たり前ですし夜中にコンプレッサーが回りだして寝られない、なんてことがありましたからね。

そう思うと、私も人に迷惑をかけないように最大限の【騒音対策】をしなければいけないでしょうね。

 

フェンスで騒音対策

近隣への騒音対策で何かいい方法がないものか？と調べたところ【防音フェンス】が目に留まりました。

 

出典：LIXIL　スクリーン一覧　カタログ

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これは良さそうです。おおよそですが10db以上は静かになって、しかも10db音量が下がると「半分くらいに感じる」ようです。

 

どれくらい変わるのかと言いますと、こんな感じです。

	音量（db）	防音フェンス取付けると（db）
社外マフラー	100	90
グラインダー	90	80
3馬力コンプレッサー	69	79
シャッターの開閉	80	70

 

音量の指標

音量（db）	どれくらいうるさいか
100	電車が通るときのガード下、会話ができない
90	電車の中、ぎり会話OK
80	幹線道路の交差点、会話できる
70	家庭用洗濯機、生活騒音

 

正直、防音フェンスを取付けても数値的には全然うるさいですね。

とは言え、グラインダーやコンプレッサーはガレージ内での騒音なので近隣までの距離は8ｍくらい、シャッターは5ｍくらいの距離です。そう考えると、実際の音量はもっと低くなるので「やる価値は大いにある」と思いました。

 

施工業者に相談したらダメだった

防音フェンスを取付けるにあたって、2社に相談してみました。

 

防音フェンスを相談した会社さん

 

どちらもインターネットで検索して見つけた業者さんで、HPからメールで問い合わせて1週間以内に実際にフェンスを取付ける現場（土地）で打合せをしました。

 

結論から言いますと、「防音フェンスを建てるのは無理」でした

 

理由はこんな感じです。

 

価格に関しては覚悟していたので驚きはないのですが、一番のネックは独立基礎になるから擁壁が使えないってことでした。

フェンスの高さも1600mmくらいの高さにしたかったのですが、フェンスが高くて風の抜けがないフェンスは土台の強度が必要で独立基礎となるようでした。

独立基礎になると言うことは、現在の擁壁の内側に建てることになるので約100mmくらいは使える土地が狭くなります。普通は100mmくらいはどうってことないかもしれませんが、私の場合はガレージのシャッター前が狭く車が出入りするには結構ギリギリになるので、今よりも使える土地が狭くなるのがどうしても容認できなかったのです。

 

これが実際の擁壁とフェンスの写真です

 

カタログで確認すると大き目な基礎が必要みたいですね

出典：LIXIL　スクリーン一覧　カタログ

 

と言うことで、残念でありますが防音フェンスは諦めるしかありませんでした。

とは言っても、このままのメッシュフェンスにしておくのは嫌なので、今の擁壁を使って背の高いフェンスが建てられないか？改めて相談してみました。

 

＊背の高いフェンスについて相談した結果はこちらの記事をご覧ください。

 

防音フェンスのポイントまとめ

それでは、防音フェンスについて重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

 

以上3つのポイントです。参考にしてください。

 

＊防音フェンスが気になる方は下記からご覧ください。

 

関連記事：【ガレージ建設】

以上です。