今回は「バンドソーにコンターテーブルを自作する」についての記事です。
ガレージでDIYするために、新ダイワのRB120FVのバンドソーを使用しているのですが、コンター機能で切断するときにコンターテーブルの面積が小さくて切断作業がやりにくい不満がありました。
そこで、自作で面積の広いコンターテーブルを製作したのです、結構いい感じにできたので、今回の記事で紹介しておこうと思います。
記事の目次
バンドソーにコンターテーブルを自作する
新ダイワRB120FVは超便利バンドソー
材料の切断に欠かせないバンドソーですが、とりわけ新ダイワのRB120FVは人気がある機種です。
RB120FVは同ランクの他メーカーのバンドソーと比べて、高価なんですがパワーがあって頑丈、そしてコンター機能もあり、特に仕事用途で業者さんが使っている機種です。私の職場にも、新ダイワのRB120FVのバンドソーが何台かあります。
出典:新ダイワ カタログ バンドソー
RB120FVは平バイスなので汎用性がある、RB120CVはチェーンバイスで丸形状、配管の固定に最適
と言うことで、私はガレージ用に職場で使っていて気に入っている新ダイワのRB120FVを購入することにしたんです。
初めはヤフーオークションで中古を探していたのですが、人気がありすぎて全然安くない。美品になると7万円~9万円でプラス送料が2000円前後かかる。次に、新品をヤフーショッピングで探してみると10万5千円で送料無料、しかもペイペイのポイントもつく。
こうして考えると、保証がない中古を買うメリットがない、、、ってことになり、新品をヤフーショッピングでペイペイのポイントが沢山つくときを見計らって購入しました。
私がRB120FV購入した条件はこちらです
-
商品価格105,480円に割引クーポン500円を使って104,980円
-
ペイペイポイントは16%ついて16,557円のキャッシュバック
やっぱり新品はテンション上がりますね。
コンター機能をもっと有効に使いたい
新ダイワのRB120FVにはコンター機能があり非常に便利です。
コンター機能とは、テーブルに材料を置いて回転する鋸刃に押し当てて切断する機能のことです。
写真の矢印部分でコンターとして材料を切断することが出来るわけです。この機能は、バンドソーメーカーによっては「ない」ので、バンドソーを購入するときにはコンター機能のある、なし、をよく確認したほうが良いです。
ところがです、このコンター機能は実際に使ってみると不満が湧いてきたんです。
こんな不満です
-
コンターテーブルの面積が狭くて切断する材料が安定しない、自由度がない
写真を見ての通り、コンターのテーブル面積が小さすぎて、材料がイマイチ安定しないんです。しかも、切断箇所の微調整がなかなかうまく行かず、自由度が少ないのです。
と言うことで、コンターテーブルについて調べてみたんですが、新ダイワのオプションで「スライド式コンターテーブル」ってモノが販売されているようです。これば良さそう。
出典:新ダイワ カタログ バンドソー
と思った矢先、金額に驚きです。定価28600円です。
だって、バンドソーを購入しただけでもかなりの痛手なのに、テーブルを買う予算があるわけないです。
でもコレよくよく考えたら自作できるんじゃないのかな?って思ったので、思い切って自作することにしたんです。
コンターテーブルを自作する、料費2500円です
自作コンターテーブルを製作するにあたって、まずを図面を書いて必要な部品を設計しました。
それが出来たら材料を手配して、各部品を加工します。
写真のような部品を製作しました、製作した部品は計5点です。この部品の材料費は約2500円でした。最近、鋼材の価格が高騰しているので今後もっと高くなるかも、ですね。
自作コンターテーブルの材料サイズをまとめておきます。
-
9t×19 70L
-
6t×50 70L
-
12t×25 235L
-
4.5t 235×132
-
4.5t 235×290
こんな感じです。加工はいたって簡単で、この材料に穴、タップ、座グリ、加工を行って部品を製作しました。
出来上がった部品に艶消しブラックの塗装をして組立てたテーブルが下記の写真になります。
新ダイワのオプションのスライドテーブルのように、テーブルがスライドするわけではありませんが、テーブルの面積が大きくなったことと、材料費を考えるとコスパが良いと思います。
コンターテーブルの実力
バンドソーに自作のコンターテーブルを装着してみました。
固定方法は2か所としました。
-
ハンドソーの平バイスで挟み込む
-
バンドソーのコンターテーブルの裏面から蝶ねじで固定する
平バイスの固定でも結構しっかりしてる感があるので、蝶ねじは保険的な意味合いでつけておきました
と言うことで、自作コンターテーブルがないときとあるときの違いを写真で見比べてみましょうの
これが、自作コンターテーブルなしです。やっぱりちょっと頼りない、、、
そして、こちらが自作コンターテーブルあり、です。
全然違いますね。材料費2500円でこれが出来れば立派でしょう。間違いなく、今までよりも材業が切断し易くなっていますし、作業の幅が広がりましたね。
ポイントまとめ
それでは、コンターテーブルについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 新ダイワのRB120FVのコンターテーブルは小さくて安定しない
- 新ダイワのオプションで「スライド式コンターテーブル」が販売されている。価格は定価28600円です
- 自作のコンターテーブルは材料費2500円で製作可能
以上3つのポイントです。
*新ダイワRB120FVの購入はこちらから、超おすすめのバンドソーです
*新ダイワRB120FVのオプションのスライドテーブルの購入はこちらから
関連記事:【ガレージの設備】
以上です。