中古でホイストを購入したら、フックに外れ止めが付いていなかったので、商社経由で部品を購入して取り付けることにしました。
記事の目次
日立のホイストのフックの外れ防止を注文して取り付ける
中古で1/2tのホイストを購入した
ガレージの中二階に荷物を揚げるために、ヤフオクでホイストを購入しました。
購入したホイスト
購入したホイスト
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メーカー:日立
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年式:1989年製
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型式:1/2S2
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定格荷重500㎏
価格
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落札価格1012円
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送料2770円
フックに外れ止めが無い
年式が古いとは言え、格安で入手できてよかったのですが、、、、一つだけ問題がありました。
中古のホイストの問題点
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フックに外れ止めが無い
外れ止めとは、フックに掛けたモノが勝手に外れてしまうことを防ぐ安全装置のことです。
もし外れ止めが無い状態で使用していると「意図していないのに外れてしまい、落下事故がおきる」可能性があるので、必ず外れ止めを取付けておく必要があります。
フックに外れ止めがない
外れ止めは、ホイスト本体をかけておく「上側フック」と、荷物をかける「下側フック」の両方とも紛失していた状態でした。
そのため、外れ止めを購入すべくネットで調べてみたのですが、情報がなく通販では購入ができないようでした。
しかたがないので、製造メーカーである日立に電話して型式を調べてもらったのですが、その際に言われたのが「日立のホイストを取り扱っている販売店(商社)経由で注文してください」と言うことでした。
なるほど、そのような販売網ならネットでググっても情報が出てこないわけです。
外れ止めの入手方法
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日立(販売店)に電話で品番を聞く
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注文は販売店を通して購入する
と言うことで、僕の勤務先に出入りしている商社さんに話しをしたところ、「個人の取引も可能」とのことだったので、個人的に商社さんにフックの外れ止めを注文することにしました。
注文した外れ止め
日立から聞いた外れ止めの品番を商社に伝えて調べてもらったのですが、、、、結論から言うと「間違った品番」でした。
日立から聞いた品番は「フックASSY」の品番でした。必要なのはフックについている外れ止めのみなので、商社から改めて日立に問い合わせてもらい必要な部品のみ手配することになりました。
あやうく超ムダな買いもをさせられるところでしたね。
購入した外れ止め
こちらが届いた外れ止めです。
上側の外れ止めはバラ売りで、下側の外れ止めはセット品でした。
上側の外れ止め
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スプリングピン 811141 400円
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ドメカナグA 品番811140 400円
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1/2FXラッチバネA 品番812830 400円
下側の外れ止め
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1/2フックトメカナグクミ 品番813010 1670円
ホイストに外れ止めを取付ける方法
まずは上側の外れ止めを取付けていきます。
上側の外れ止めを取付けは、止め金具とスプリングを組付けたら、スプリングピンをハンマーで叩いて打ち込むことで固定します。
上側の外れ止めを取付ける
次に下側です。
下側の外れ止めは、止め金具とスプリングを組付けたら、ボルトナットで固定します。
下側の外れ止めを取付ける
ここまでできれば今回の作業は完了です。
ポイントまとめ
それでは、ホイストの外れ止めについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 日立のホイストの部品は販売店を通して購入する
- 品番を間違って注文してしまう可能性があるので、よく確認すること
- 外れ止めの取付けは「スプリングピンで固定」か「ボルトナットで固定」のタイプがあります
以上3つのポイントです。
*フックの外れ止めの購入はこちらか
関連記事:【ガレージの設備】
以上です。