中古のGTウイングを買ったんですが、位置が合わなくて取付けできませんでした。
試行錯誤した結果、斜めに削ったスペーサーを製作した取付けたところピッタリと装着することが出来ました。
記事の目次
GTウイングの取付け位置を斜めスペーサーで調整する
GTウイングの取付け位置が合わない
GTウイングをヤフオクで買ったのですが、取付け位置が全然合いませんでした。
中古で購入したGTウイング
今まで使っていたウイングは全幅が1450mmでしたが、もっと幅が長いタイプが欲しくなり1600mmのGTウイングを購入したのです。
ところがです、車種専用の中古品を購入したのに取付けできなかったのです
取付けプレートのピッチ寸法の違い
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今までのGTウイングより取付けプレートが30mm狭い
と言うことで、GTウイングのステーを取付けるプレート部分のピッチが30mm、片側15mm狭いのです。
しかもよくよく観察すると、ピッチが狭いだけでなく取付けプレートの「角度」も若干違うようでした。
これじゃ取付けなんてできませんよね。
プレートとステーの位置が合わない
スペーサを入れてGTウイングを取付ける
せっかく購入したGTウイングなので、トランクのマウント側にスペーサを入れて取付けることにしました。
マウントにスペーサーを入れる
製作したスペーサをざっくり説明
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材質はアルミ材
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厚さ6mm~7mm
計算上は15mmのスペーサーが必要でしたが、GTウイングのステーとトランクのマウントの部分を入れ替えたりして、最終的にピッタリ合ったスペーサーは厚さが6mm~7mmの斜めに削ったスペーサーでした。
製作したスペーサー
スペーサーの製作方法を紹介します
用意した材料
中古で購入したGTウイングが取付けできるようにトランクの台座にスペーサーを入れることにしました。
用意した材料はコレ
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アルミの端材を購入
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価格は送料込みで2000円
- 大きさは265mm×150mm×20mm
用意したアルミの端材
ホームセンターで使えそうなアルミニュウムを探したのですが使えそうな大きさは5000円くらいしたので買えませんでした。
と言うことで、普通に購入すると高すぎるのでヤフーオークションで探してみたところ、丁度良さそうなサイズで手ごろな価格があったので購入しました。
価格は送料込みで2000円です、ホームセンターの半値以下でした。
削って穴を開ける
まずは必要なスペーサーの外寸を測定して切り出します。
切り出したらフライスで端面と厚さを整えて、取付けの穴を開けて仮組みします。
スペーサーを製作する
仮組みして確認する
計算上は合計30mm、片側15mmのスペーサーが必要でしたが、GTウイングのステーとトランクのマウントを組み換えることで計算上7mmのスペーサーで取付け可能となったので、7mmの厚さのスペーサーで仮組してみました。
がしかし、、、位置関係はかなり改善しましたが、やっぱり角度が合わないようでした。
角度が合わない
ステーは垂直でGTウイングのプレートが斜めになっているようだったので、ステーがプレートの角度と一致するようにスペーサーを1mm斜めに削ることにしました。
スペーサーを斜めに削る
取付けて完成
斜めに削ったスペーサーで仮組みしたのですが、どうもうまくいかない、、、
で、GTウイングのプレートとステーを組み換えてみたら、なんと偶然にピッタリ合いました。
斜めスペーサーを仮組みする
ホント偶然でしたが驚くほどにピッタリ合いました。
完成したスペーサーの寸法はコレ
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厚さは6mm~7mm
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外寸は170mm×28mm
と言うことで、ねじを増し締めして完成となりました。
ポイントまとめ
それでは、GTウイングの取付け位置について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- GTウイングはスペーサーで取付位置を調整できる
- アルミ材はホムセンよりヤフオクの方が安い
- 場合によってはスペーサーは斜めに削る必要がある
- 組付けにはステー、プレート、マウントを色々組み換えてみるのもアリです
以上4つのポイントです。
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*GTウイングのステーの購入はこちらから
関連記事:【車のカスタマイズ】
以上です。