以前、廃油ストーブを自作したのですが、実際に使用してみたところ、いくつか問題点が見えてきました。
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ブロワーの音がうるさい
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ブロワーの風量が調整できず、燃焼具合が調整できない
ヤフオクで買った大きなブロワーを使用しているのですが、音がうるさくてストレスでした。
しかも、燃焼具合を調整するために、ブロワー電源にスピードコントローラーを入れたのですが、速度調整が不安定で使えませんでした。
この問題点を完全するために、速度調整ができる小型のブロワーに変更することにしました。
廃油ストーブの製作記事
廃油ストーブの燃焼を最適化
使用する12Vのブロワー
今まで使用していたブロワーが大きいので、音がうるさく、しかも風量が調整できませんでした。
ブロワーの問題点

そこで、今回は小型で風量調整ができるブロワーに交換することにします。
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電源はAC100V~240VまでOK
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ブロワー本体は12Vで動作する
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無段階のボリュームで風量調整ができる
小型で風量調整ができるブロワー

*風量調整ができるブロワーの購入はこちらから
ブロワーの取付け部品を設計
ブロワーを変更するにあたり、取付け方法を考えなけれなばなりません。
ということで、無料で使用できる3DCADの「fusion」で設計してみました。
部品の設計

現状の廃油ストーブをモデリングして、そこに取付けるブロワーを配置して、接続する部品を設計してみました。
今回使用するブロワーは小型なので、本体をしっかり固定する必要もなさそうに感じたので、部品に差込み固定としました。
部品を3Dプリンターで製作して取付ける
3DCADでモデリングした部品を3Dプリンターで製作しました。
かかった時間は3時間です。
3Dプリンターで製作

部品ができたら、廃油ストーブにブロワーと一緒に取付けます。
部品とブロワーの取付け

今まで使用していたブロワーに比べてかなりコンパクトになりました。逆に風量が足りるのか不安です(笑)
燃焼テストで確認する
早速、燃焼テストをしてみました。
ブロワーの風量はMAXの状態です。
炎が青色なので、完全燃焼に近い状態のようで、今までよりも良さそうです。
しかも、音もかなり静かになりました。
当分はこれで使用してみようと思います。
ポイントまとめ
それでは、廃油ストーブの燃焼を最適化について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- ブロワーは風量を調整できるタイプがイイです
- 燃焼はブロワーの風量で変化します
以上2つのポイントです。
参考
*風量調整ができるブロワーの購入はこちらから
関連記事:【ガレージの設備】
以上です。