S2000にシフトインジケータが必要になったので取付けることにしました。
取付けたのは、「SHIFTP2」というオーストラリア製のシグナルタイプのシフトインジケータです。
記事の目次
S2000にシフトインジケータのSHIFTP2を取付ける
シフトインジケータとは
シフトインジケータとはエンジン回転数が設定した回転数の到達すると、ランプの点灯/点滅で表示してくれる機器です。
目視でタコメーター(回転計)をみて判断するよりも、ランプの表示の方が直感的に判断できるので、「一瞬で判断する」ような状況では有効です。
シフトインジケータのライトにはメーカーによって種類が豊富です。
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一灯タイプ・・・点灯/点滅や光量を変えられる
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シグナルタイプ・・・ランプが順番に点灯/点滅する
ライトにはこのようなタイプがあり、回転数の設定方法も機種によって違いますので、購入するときにはよく確認する必要があります。
*一灯タイプのシフトインジケータ
引用抜粋:PIVOT ピボット REV COUNTER
*シグナルタイプのシフトインジケータ
引用抜粋:Ecliptech Innovations Pty Ltd社製 SHIFT-P2
SHIFTP2を購入しました
私が購入したものは「SHIFTP2」というオーストラリア製のシグナルタイプのシフトインジケータです。
購入の決め手は下記の通りです。
- シフトインジケーター本体で点灯/点滅の回転数を設定できる
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一灯よりシグナルの方がシフトアップに余裕がある(順番に点灯するので心構えができる)
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回転信号はOBDⅡではなくECUから配線するタイプ(OBDⅡは通信のタイムラグが心配だった)
このような条件で調べたところSHIFTP2に行き当たったので購入しました。
SHIFTP2
パッケージは簡素でした
本体
SHIFTP2の取付けと配線方法
取扱説明書
取付け/配線は取扱説明書に従って進めます。
取付けは車両やドライバーの都合で、設置しやすく見やすいところで良いと思いますが、配線には注意が必要です。
配線は3本です
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回転信号
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IG電源(イグニッションONで12V供給)
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アース
*取扱説明書を載せておきますので参考にしてください。
SHIFTP2
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取扱説明書 表
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取扱説明書 裏
配線作業
今回の配線作業で一番肝心なことは「回転信号」です。私の場合は純正ECUにトラストのイーマネージアルティメイトの構成ですので、回転信号の分岐は純正ECUから直接分岐せずにサブコンピューターから車体側に繋がっているコネクタ(もともと純正ECUに接続されていたコネクタ)から信号線の分岐をおこないました。
*回転信号の車種別配線図は取扱説明書に記載がないので別途調べる必要がありました。
*念のため複数のメーカーのS2000ECU配線図を調べてみましたが、一致していたので下記の配線位置に割込ませれば良いと言うことです。
*コンピューターは助手席の左側足元のカバーの中にあります。
*回転信号以外のIG電源(イグニッションONで12V供給)とアースはオーディオから分岐しました。
引用抜粋:PIVOT S2000 ECU回転信号
引用抜粋:アペックス S2000 ECU回転信号
上記のECU配線図に従って実際に回転信号の分岐をおこないました。
SHIFTP2
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回転信号の分岐
本体の取付け
本体はメーターの前のコラムカバーにステンレス0.5mmの板を曲げて両面テープで取付けました。
SHIFTP2
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本体の取付け
SHIFTP2の設定
シグナルパターン
配線と本体の取付ができたら、取扱説明書に従って初期設定をおこないます。初期設定を行わないと、本体と車両との回転数が一致しないので必ず設定が必要です。
設定ができたら、シグナルのパターンの設定が可能です。
シグナルのパターンは多彩で、自分の好みに合ったタイプを設定することができるので、私の場合は7000rpmから点灯し始めて8300rpmで点滅するように設定しました。
パターンを詳しく知りたい人はYouTubeで「SHIFTP2」を検索してみてください、挙げている人沢山います。
S2000のシフトインジケータのポイントまとめ
それでは、S2000のシフトインジケータについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- シフトインジケータとはエンジン回転数が設定した回転数の到達すると、ランプの点灯/点滅で表示してくれる機器
- おすすめのシフトインジケータは【SHIFTP2】
- 配線には【回転信号】【IG電源】【アース】が3本が必要
以上3つのポイントです。
*SHIFTP2の購入はこちらから
*電線の分岐にはエレクトロタップがおすすめです
関連記事:【車のカスタマイズ】
以上です。